2010年覇者
2010年、ダートG1であるフェブラリーステークスを制覇したことで、より一層の注目を集めるエスポワールシチー。今期通算G15勝をマークするなど、ダートレースでの実績は文句のつけようがありません。今後は世界のダートレースを視野に入れている同馬、今年のフェブラリーステークスを難なく制して、ダート最強という称号を得ることになります。
エスポワールシチーは序盤から快速の出だしで飛び出し、圧倒的なスピードをキープしたまま先行逃げ切りを果たすタイプです。現役時代のタップダンスシチーを思わせるような走りぶりから、佐藤騎手も得意としている騎乗スタイルが良くマッチすると言う同馬。それだけのポテンシャルと成長度合、そして数々の実績を引っ提げ活躍する1頭です。
スタートから一気に先行して、安定したラップを刻んでいくレース運びが持ち味ですが、これには相当なスタミナを要することでしょう。当時のライバルと呼べる競走馬をものともせず、2009年にはジャパンカップダートを制覇したことで、日本ダート界の頂点に君臨します。
2010年はドバイ戦をキャンセルして、ダートの本場であるアメリカのブリーダーズカップへの挑戦を表明しています。父馬サウスヴィグラスの血を受け継ぎ、海外戦の覇者となり得る瞬間は競馬ファンはもちろん、競走馬の関係者、生産界も願っている悲願です。
国内ダート馬のブリーダーズカップ制覇すら前代未聞ですから、エスポワールシチーと佐藤騎手に期待が託されます。

